雪遊び広場で、魅惑の雪山すべり
毎年1月上旬頃にオープンする北星スキー場。夏はカラフルな花畑となる場所です。1コースのみのコンパクトなスキー場の横に「雪遊び広場」があり、休日になるとたくさんの子どもたちで賑わいます。注目の的となっているのは、家庭にはなかなかない雪山すべりのアイテム。大きなスノーチューブにみんなでまたがって、子どもだけでなくお父さん、お母さんまで夢中になって遊んでしまいます。
「雪に包まれた森の中で、冒険とおやつの時間」
冬の間、森の中は真っ白な雪に覆われます。夏に歩いた散策路も深い雪の下に隠れてしまいますが、スノーシューを履けば道は無限に広がります。森の案内人は、自然をこよなく愛するアウトドアガイドのトッシーさん。テントまで辿り着いたら、まずはおやつの下ごしらえから。
ダッチオーブンの中のリンゴがいい匂いを漂わせるまで、森の散歩に出かけます。雪原についた足跡や、木の幹に残る爪痕を見つけては、トッシーさんがこの森に棲む動物や植物の生態を話してくれます。普段は見過ごしてしまうような現象にも、きちんと意味がある。そのことを思い出させてくれる物語に、大人も目から鱗が落ちるのです。
「本格手作り、バウムクーヘン」
悪天時も楽しめてオススメなのが、町内のバウムクーヘン屋さんで体験できる「手がけ式」のバウムクーヘン作り。よく売られている真ん丸のバウムクーヘンは機械で形成されていますが、手がけ式だと表面がポコポコと波打ちます。「これがおいしさの秘訣。どんなに不規則でもいいの」と、長谷川さん夫妻は手とり足とり優しく教えてくれます。
「家族だけで自由に過ごせる、1棟貸しコテージ」
今回の旅の宿は1棟貸しのコテージ。すべてが整ったホテル滞在もいいですが、コテージ滞在も、一度経験するとその気楽さが癖になります。食事も洗濯も普段通りの好きな時間にできて、赤ちゃんが泣いてしまっても誰かの迷惑になることはありません。夕食後は家族みんなで持参したDVDを観たり、お風呂に入ったり…。家のような居心地の良さに、何泊でも過ごしていたくなるのです。