中富良野の過ごし方

楽しく学ぶファーム体験

「間近で見る牛の迫力にビックリ!」

町内の酪農家で体験できるのは、牛の搾乳体験。今回は白黒模様のホルスタイン牛ではなく、茶色のジャージー牛の乳しぼり。ジャージーは大人しい性格で、体験者がが子どもでも広い心で見守ってくれます。

スタートが朝の7時と少し早いのは、農家のいつもの仕事時間と同じにするため。これより遅い時間にすると、牛の体内に乳が溜まりすぎてストレスがかかってしまいます。「牛乳は牛の血が主成分で、牛は乳を出すのに相当な体力がいるんです」などと、牧場長は体験者の年齢に合わせて、酪農に関するいろいろな知識や体験談を教えてくれます。

今回初めて乳しぼりを体験するSちゃんは、こんなに近くで牛を見ることすら初めて。
初めはその大きさに驚いてなかなか近づけなかったけれど、優しい瞳を見ていたら段々可愛く見えてきたみたい。「はじめまして」と鼻にタッチしてご挨拶。
「やわらかいね~」、「あ、出た!」。恐る恐る牛に触ったSちゃんも途中からノリノリに。最後には「牛さん可愛い!」のひと言も。

 

乳しぼりをした帰り道にポニーの親子を発見! 普通の馬よりも体が小さいから、Sちゃんもへっちゃら。こちらへ近寄ってきた人懐っこいポニーの頭をなでなで。

おとなしいポニーと触れ合います(※各牧場の動物たちに勝手にエサをあげたり、無断で動物に触れる行為はご遠慮ください)。

 

「ぞろぞろと歩くヤギといっしょに散歩」

なかふにはなんとヤギを飼う農家も。小屋の中からぞろぞろと列になって現れたヤギたち。その数およそ20頭。

このような牧場風景は、なかふでは日常のもの。
「可愛い顔をしているでしょう。だけど少し増えすぎちゃったね」と笑う牧場主。
そんなヤギたちと過ごすアクティビティ「ヤギ散歩」とは、その名の通りヤギの散歩道である山道をヤギと一緒に歩くという不思議な体験。白い尻尾を追いかけて、のんびりと登っていきます。
トウキビ畑から見えたなかふの街並み。町内在住の人でも知らない絶景スポット。
ヤギはみんな恥ずかしがり屋だけれど、好物のアカシアの葉を差し出したらパクッ。

 

「ベリー園で魅惑の赤い果実摘み」

続いて訪れたのは、約10種類のベリーが実を成らす果樹園。ラズベリーやハスカップ、カシスなど、北国らしい果物が6月下旬から9月にかけて順々に食べごろを迎えます。期間中に果樹園を訪ねると、その時期ごとに違った味を楽しめるベリー摘みを体験させてもらえます。

青々とした葉の下に赤や紫の果実がキラキラと輝きます。採ったその場で食べるという贅沢な体験。
今日の収穫は真っ赤なグミの実! 優しいお父さんが木の枝を下げて持っていてくれたおかげ♪

酪農体験や果物狩りなど、なかふではさまざまなスタイルの農業を体験できます。自然の中で地元の人と触れ合いながら、もっと深く北海道を楽しみましょう。

 

※体験できる時期や時間は農場によって異なるので、体験を希望する場合は各農場に事前連絡をお願いいたします。

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なかふらの観光協会